大河の流れと揺らめく月影

ちょっと「おかゆ」に関して考えてみない?さほど敬遠するようなことじゃないと思うんだよ、「幸せ」の特色って。
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風の無い木曜の夜は窓から

ちょっと仕事で入用な太い竹をコンスタントにちょうだいするようになって、ありがたいのだが、しかし、竹が重荷でたくさん持っていってほしがっている知人は、必要以上に大きい竹を持って運ばせようとしてくるのでやっかいだ。
必要な量より多く運んで帰っても余ることになるのだが、太い竹が邪魔でしょうがないらしく、持って行ってくれとしきりに頼まれる。
自分もいるものをいただいているので、強く言われたらしょうがないので、あまりは処分するしかない。

夢中で踊る子供と草原
チカコが、マンションのベランダで、トマトを作っている。
実ったらトマトケチャップを作ってみたいらしい。
彼女は、マメに水も肥料もあげないし、ベランダにてタバコをふかすので、ミニトマトの生活環境は全然良くはない。
丸一日水も肥料もあげなかったと言う場合の、その外見は、緑色の葉が垂れ下がっていて、なんとなくガッカリしているシルエットに似ている。
かわいそうだったので、水分を豊富にあたえると、次の明け方のミニトマトは生き生きと復活していた。

雪の降る仏滅の早朝に友人と

実際に行きたくて仕方がなかった地、それは真鶴岬だ。
この地を知ったのは「真鶴」というタイトルの川上弘美の文庫本。
しかし、私の未熟な頭では、いまだに深い感動はできない。
代わりに、出てくる真鶴岬の雰囲気が大好きで、まだ見ぬ真鶴に行きたいと思っていた。
静岡県の、神奈川県との中間にあるここ。
半島の先が真鶴岬。
真鶴岬の先、海上に頭を出しているのは、三ツ岩という大きな岩が3つ。
一番大きな石の上には鳥居があって、干潮になると歩いて渡れる。
縁があり、話の中の様子を見に行くことができた。
私の一眼レフの中身は真鶴の写真がいっぱい。
ホテルの経営者さんにここに住みたいと言うと、喜んでくれた。

月が見える金曜の明け方は微笑んで
今日の夕食は家族と外食なので、少年はウキウキワクワクしていた。
何を注文しよう、と出発前からいろいろとシミュレーションしていた。
パスタやハンバーグ、から揚げ定食とかうどんとか、などなど、メニュー一覧には何が載っているのかと想像していた。
行くのは近所の和風レストランだ。
お父さんが運転している車はもうじきお店に到着する。
お母さんは助手席から外の花や木を指差している。
お姉ちゃんは少年の横で、ケータイでメールを打っている。
少年は車のドアを閉めると、喜び勇んで入り口のドアを開いて家族を待った。

気持ち良さそうに跳ねる君と横殴りの雪

大学生の時、株に興味をいだいていて、購入しようかとおもったことがあるのだけれども、たいしたお金ももっていないので、買える銘柄は限られていたから、あまり魅力的ではなかった。
デイトレードにも関心があったのだけれど、しかし、頑張って稼いでためた貯金が簡単に減るのが怖くて、購入できなかった。
楽天証券に口座は開いて、資金も入れて、パソコンのエンター一つ押すだけで買える状態に準備までしたけれど、怖くて購入できなかった。
頑張って、働いて稼いでためた貯蓄だから、稼いでいる人たちから見たら少なくてもでも無くなるのは怖い。
でも一回くらいは買ってみたい。

陽の見えない土曜の朝に友人と
物語を読むことは大好きなことの一つだけど全ての本が好きなわけではない。
江國香織さんの文章に凄く魅力を感じる
もうずいぶん同じ本を読み進めている状態だ。
ヒロインの梨果は、8年付き合った恋人の健吾に別れを告げられてしまうが、そのきっかけである華子と一緒に住むようになるという変わった内容だ。
最後は驚きが大きく大胆な形だととれるが、それを知ったうえで振り返ると「確かに、そうなるかもしれないな」というのを匂わせている。
そして、とにかく江國香織はワードチョイスや登場するミュージック、物などが上品。
ミリンダ一つにしても、かならず読み手が飲みたくなるよう書いてあるし、べリンダ・カーライルや古内東子といった音楽が出れば同じようにCDをかけてしまう。
ワードチョイスの方法が優れているのかもしれない。
また、悲しい美しさだと思った、という表現がどこから生まれてくるのだろう。
こういった文章に魅力を感じて、夜に何度も同じ江國香織の文庫本を読んでしまう。
好きな作家さんの本との夜の時間が夜更かしの原因なのだろう。

蒸し暑い火曜の朝に料理を

台湾出身のビビアン・スーは、美人で秀才で素敵な女性だ。
年が30代も終盤なんて、少しも信じることが出来ない。
昔見た番組で、脳裏に焼き付いているのが、まだ英語を学び始めたばかりのビビアンが英語のインタビューに答えていた部分。
ちょうど学んでいる所のようだったけれどとても一生懸命だった。
今では英語も日本語も、じゅうぶん話せるんじゃないかと思う。
努力家であるビビアン・スーの魅力は目を見張る位である。

凍えそうな大安の早朝にゆっくりと
知佳子とニューヨークのアバクロンビーに入店した。
私たちはアバクロンビーのファッションコーデがお気に入り。
それに、お店の中のデザインと、満ちている香りが。
2時間程うろついて、Abercrombie & Fitchを後にした。
すると、私は道を占領して、通れない人が後ろにいたので、失礼しました!と言って振り返る。
見ると、店内にいたお兄さん。
笑顔で、ありがとう、と言われた。
ビックリしたのは、抱えている手荷物。
アバクロンビーでどれだけ買ったの?って質問したくなった。
次に入店した、スターバックスでチカコとその人の職業予測で盛り上がった。
アンサーは永遠の謎だ。

雨が上がった火曜の朝は冷酒を

ずいぶん昔の学生時代に見たことのある合作映画が、before sunriseといって、邦題は「恋人までのディスタンス」という。
父に、「感動すると思うよ」と話を聞いたDVDだ。
旅の帰りの電車の中で居合わせたアメリカ人のジェシーと、フランス人のセリーヌで、少しの間オーストリアを旅するストーリーだ。
このストーリーの変わっている部分は、これといったパニックシーンや盛り上がりなんかが、組まれていないところ。
会ってすぐの一組の男女が、愛することとか生き方なんかに関してひたすらディスカッションする。
見た時は中学生だった私は、分からないことが多く、幼く、ただジーッと見過ごしたシネマだった。
十数年が経過しこの前、たまたまDVDショップで見つけ、これはまさかと思い借りて再び見たところ大変感動してしまったのだ。
好きなのは、レコード屋でKATH BLOOMのCOME HEREを聞きながら、視線を投げあうところ。
お互いの帰国の際、要は、別れのシーン、エンドを迎える。
当時はぴんと来なかったこの内容、時を隔てて楽しむと、前回よりまたく違う見方になると思う。
その後、KATH BLOOMのアルバムを、店より見つけて聞いてる最中。

陽気にダンスする兄弟とわたし
夏休みが半分ほどたった頃の夕暮れ時。
「缶蹴り」で鬼になった少年は、とてもお腹がペコペコだった。
捕らえても捕らえても缶をけられて捕まえた友達が脱走するので、もはや本日のカンけりは終わりが見えない、とガックリきていた。
クタクタに遊び疲れて家まで戻ると、扉を開けた瞬間に今日の夕飯が何かわかった。
とてもうまそうなカレーの香りに、少年は疲れがふっとんだ。

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